休日に広大なサーフに面した海岸線を車で走っていると、遠くに見える波間にチラホラと人の頭が見え隠れしているのを見る機会が多いでしょう。良質な波がやってくるサーフには大抵大勢のサーファーが沖に繰り出し、波待ちやサーフィンを楽しんでいるものです。こうした海岸線の近くに住んでいる人であれば自前でサーフボードを購入し、原付バイクに自作のボード用ホルダーを取付け現地にやって来る姿をよく見掛けます。また自宅のすぐ裏が海岸線という人であればそんな方法も取らず、直接ウェットスーツに身を包みサーフボードを抱えて海岸通りを横断してゆく姿さえ見るものです。
こうしたアクセス手段はあくまでサーフィンをするフィールドがごく近くにある人の特権の様なものですが、だからと言って海岸線から遠く離れた人が気軽にサーフィンを楽しむ事が出来ないという訳ではありません。マイカー持ちであればルーフキャリアを取付けその上にサーフボードを載せ現地にアクセスする事が出来ますし、そうでなくとも現地のサーフショップのサービスを利用するという手段もあります。多くのサーフショップやクラブはレンタルボードやマイボードの預りサービスが充実しており、それこそ手ぶらの状態で現地にアクセスする事も可能なのです。またサーフィンに慣れない初心者の為のレッスンや講習会も定期的に行っており、多くの人がイメージしがちなサーフィンに対する取っ付き難さを解消させてくれているのです。